今回のインターンによって、1年生にして外の世界を体験できたのは非常に貴重なことでした。普通は立ち入れないような市職員との打ち合わせや、地域の方々の会議に同席させて頂き、自分の視野の外では色々なことをしている人がいる、ということを実感させられました。
見ること聞くことのほとんど全てが新鮮で、新鮮であるがために勝手が分からず、周りには迷惑をかけてばかりでしたが、そのおかげで自分なりに成長することができたと思います。
特に印象に残ったこととしては二つあり、まず、政治活動に限らず、地域活動に関してでも、様々な障害があることを具体的に見ることができて、社会における人間関係の難しさや、重要性を思い知らされた、ということが挙げられます。恥ずかしながら、今までは人間関係を軽視しがちだったのですが、意識を少しでもそちらに向けてみると、以前よりも様々なことがうまい具合に回り始めたように思います。
そして、もう一つの特筆すべき活動は「森のつみ木広場」です。3月に入ってからはこの活動に懸かりきりで、山梨まで行く機会を2度も与えてもらい、また、モニュメント製作に関連して、美大の学生と交流することもでき、非常に貴重な経験を積むことができて、視野を広げることができたと思います。モニュメントの設営は、23~28日という数日間に亘るもので、同年代の人々と短期間集中で仕事をするというのは学園祭のようでもあり、かなり疲れる仕事でも、楽しいと思えるものでした。また、子どもの相手をするということも今までありそうで無かった経験で、面白いものでした。
つみ木を大々的に扱うというこの活動自体も今までに私の見たことの無いもので、正直な話、デジタルの遊具に囲まれた今の子供たちに、とことんアナログであるつみ木遊びを楽しむことができるのか、という不安が当初はあったのですが、実際にやってみると、こちらから興味を惹くようなことをしなくとも子供がどんどん遊びに来るという状況になり、デジタル以外の遊びの楽しさを教えるために、つみ木というものに目をつけた山崎さんの目の付け所の良さに一人感心していました。
今回のインターンでは、単純に知識の面でも、個人的な経験の面でも、滅多に出会えない類いのものを吸収することができ、そのような機会を与えてくださった山崎さんには本当に感謝しています。また、一緒にインターンをした二方も非常に勉強熱心な方々で、触発される面が多々ありました。
今後も山崎事務所とは関わっていくことになると思いますが、今回のレポートを以てひとまず春期のインターン終了とさせて頂きます。2ヶ月間本当にありがとうございました。
板橋直也
That's the smart thinking we could all bnefiet from.
投稿情報: Carlos | 2013年2 月22日 (金) 11:59