2月16日は横浜美術短大にてつみ木広場の打ち合わせを行った後、チャイルドラインの事務所で電話相談の現場を見てきました。
チャイルドラインは18歳未満の子供を対象とした、「NPO法人チャイルドライン支援センター」が運営する無料の電話相談サービスです。
横浜市の運営するいじめ110番とは違い公側からの補助は少なく、そのため運営する時間も限られているのですが、毎年かなりの数の相談をうけています。
実際に相談の応対をしている部屋に入らせていただきましたが、相談員の方の真剣な態度と聞くことに徹する姿勢は中々真似できるものではないと思いました。
また、チャイルドラインの事務所に向かう途中で合流した、JEARNの高木さんは教育改革に対して非常に真摯な姿勢で臨んでおられる方で、行動力のある素晴らしいお方でした。
この日、チャイルドラインへの助成金の少なさと、教育改革に対して及び腰な行政側の話を聞き、市民の熱意ある申し出に対してぞんざいな対応しかできない縦割り行政というものは、非常に深刻な問題であると改めて思い知らされました。
板橋直也
神田喜之です。
チャイルドラインの事務所を実際に見学させていただきました。実際に電話している所を見学させていただきましたが、古くて、狭くて暗い部屋で、電話相談をしている様子に驚きました。それでも相談件数は非常に多く、1件の相談時間もとても長いそうです。決して、チャイルドラインの方から、切ることはなく、どんな話でも真剣に電話の向こうにいる子供と向き合っているのだと強く感じました。チャイルドラインは教育委員会にはないものを持っていて、こんな姿を教育委員会の人たちにも見てもらいたいと思います。
また、チャイルドラインではボランティア育成プログラムなどのノウハウも持っているのだから、教育委員会はしっかり歩みより、共に情報交換の場などを作るべきであると思います。
それから、チャイルドラインの徳丸さんやJEARNの高木さんから、いろいろなお話しを聞くことができで大変勉強になりました。お二人は次代を担う子ども達のことを真剣に考え、グローバルな視点で物事を考えており、とても尊敬できる方たちであると感じました。是非、またお話を聞きたいです。
投稿情報: 神田 喜之 | 2009年2 月18日 (水) 21:50