2月18日木曜日の13時より、横浜市役所の各課の代表による予算案説明を傍聴した。
まず最初に現れたのは、NICUと地域医療の担当者である。彼らは、予算案に関して、NICUと配備状況と今後の予算運営の説明と医者不足の現状を説明を行った。しかし、その内容は目標設定・現状把握ともに、具体性を欠いたものとなっており、行政側の計画なき姿を露呈したものであった。
続いては、市の重点的取組に据えられている保育所設置の担当者の説明である。前述の担当者とは違い、現在の地域別待機児童数や今後の待機児童数の推移を数値化して把握をしていた点は、非常に評価できるものであった。しかし、同じの建物内での消防署と保育園設置など、効率性を追求したあまり、子供たちの発育環境を顧みなかった保育所設計は問題である。
そのほかに現れたのは、チャイルドラインや妊婦の歯科検診の担当者である。こうした事業は、行政のスリム化の過程で、縮小・削除された事業なのだが、市民の要望次第ではそれらの再検討も必要であると感じる。
その後は、横浜市の脱温暖化行動方針に関する市民からの意見会に出席した。短い時間ではあったが、市民からの数々の提案を聞くことができた。市民から出されるinnovationに満ち溢れたアイデアに今後も耳を傾けていきたい。
大久保知直
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