この日はあざみ野で、神奈川県議会の大井康裕議員の主催する新型インフルエンザの予防に関する勉強会に参加しました。
この勉強会は主婦の方を対象としたものだったのですが、身近な問題と言うこともあり、大変勉強になるものでした。
講師は、テレビでも活躍していらっしゃるという、和田耕治さんで、専攻である公衆衛生以外には病院経営の改革などに尽力されているそうです。
特に強調していたのは、マスコミの情報を鵜呑みにしてはならないというものでした。
マスコミで紹介されている怪しい予防グッズは勿論、数値なども、マスコミを通すとどうしてもセンセーショナルに発表されるため、信じてはならないとの事でした。
例えばマスクに関しては、一般的な「不織布製マスク」よりも高価格で販売されている「N95マスク」は、フィットしないと効果がないため、安易に量販店などで購入するものでは無いのに、さも効果があるかのように宣伝がされているので、気をつけなければなりません。
当然、マスコミが紹介する商品が全て悪いというわけではなく、速乾性のアルコール消毒剤はアルコール濃度が60~80%のものならば、感染症の予防に非常に効果的との事でした。
また、インフルエンザを含む感染症は、職場ではなく家庭での感染が主なので、日常生活で意識的に予防することが肝要だそうです。
日常生活で注意しなければならないことを細かく説明してくださったので、新型インフルエンザの危険が迫っていることが感じられ、予防意識も高まりました。
自分にも起こり得る問題に対して目を向けることができ、参加して良かったと思える勉強会でした。
板橋直也
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