活動報告遅くなってすみませんでした
0908
この日は大賀さんと共にいきいき通信の運営と、送信予定の用紙の作製を致しました。
自分はお年寄りに薦められるおもしろい本のリスト化とその簡単な書評、そして川柳作りをしました。
参加者の方からの川柳の返信が1つだけというのはなかなか問題になってくるところではありますが、
1日しか考える時間がない(これはテスト運用ということからなのですが)ということが一番影響をかけているのだと思います。
用紙自体は大賀さんのセンス溢れる手描きのタッチで書かれてあり、PCには真似できない良さが出ています(笑)
いつも大木さんには自分達のいない間の運営をしていただいていて、本当に助かっていますいつもありがとうございます。
0910
この日は議員会館にて政策研究を行ないました
今回のテーマはずばり「農業と環境」と「地域を発展させるうえでどのようなパラダイスを持つべきか」
ということです。
オランダは園芸大国として世界的にその地位を築いております、農水省の方にいくつかデータがありましたので
考える上での参考資料としていただけたら幸いです
以下引用
オランダ農業の概要- オランダの農業は、平坦肥沃な地勢や豊富な水資源により、畜産・園芸を中心とした農業が集約度を高めつつ発展してきており、特に天然ガスを利用した温室園芸産品の生産が盛んである。
- 国土面積に占める農用地面積の割合は46%で、そのうち耕地と永年採草・放牧地がそれぞれ約5割。
- 主要農畜産物は、マッシュルーム、じゃがいも、甜菜、肉類、牛乳。特に、マッシュルームは、中国、米国に次ぐ世界第3位の生産量である。
GDPに占める農林水産業の名目額はオランダ138億$ 日本は724億$ 一見日本の方が多いですが割合にすると
オランダ 1.6% 日本 1.5%とあまり差がないことがわかります。また農林水産業につく人口も割合にするとオランダ2.4% 日本2.6%とあまり差はありません。
オランダ農地の概要(2007年)
オランダ | 日本 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
面積 (万ha) |
比率 (%) |
面積 (万ha) |
比率 (%) |
|||
国土全体 | 415 | 100.0 | 3,779 | 100.0 | ||
農用地(耕地+作物、放牧地)
|
191 | 46.0 | 465 | 12.3 | ||
耕地
|
106 | 25.5 | 433 | 11.5 | ||
永年作物地
|
3 | 0.7 | 32 | 0.9 | ||
永年採草・放牧地
|
82 | 19.8 |
- |
- |
なるほど、こうして見るとオランダは農用地、耕地、牧草地の面積がその国土の多くを占めていることがわかります。国の農林水産業重視の流れが見えてきます。
以下の図は日本の土地利用の統計です
これを見ると(データが少し古いですが)日本はその国土の66%という広大な地域に森林が広がっており、
昭和50年からわずか0.6%しか開発が進んでないことがわかります。
以上のことから、日本の農業従事者達がいかに少ない農業用地で高い生産性を誇ってきたか、その技術力の高さを垣間見ることができます。また問題点として国土の大部分をしめる森林を、観光資源等として開発することがうまくできていないという点が挙げられると思います。そしてそれを保全する人的・技術的・金銭的支援が足りていません(そうした中でナラ枯れのような問題も起こってくるのではないでしょうか)。
(その他オランダ農業のデータに関しては 農水省/オランダの農林水産業概況 )
オランダでは農業は環境保全型であり、日本にはない配慮があるそうです。国の状況が上のように大きく違う部分があるので、その点に注意した上で学べるところは日本も学ぶべきでしょう。
0911
この日は積み木プロジェクトの準備、運営を小学校で行ないました。
今回は前回を大きく上回る数の子供たちが来場してくれてとても活気だっておりました!(笑)
終了時に書いていただくアンケートをすこしみましたが、みんな「楽しかった!」などのいいコメントが溢れていて積み木プロジェクトの面白さを改めて実感しました。
間伐材を使用しているという点については、もう少しわかりやすい用語を使って子供達に説明できないかと思っています。
午後のいきいき通信へのコメント調査はみなさんお疲れ様でした。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。