浅沼です。今日は午前中は小学生と一緒に衆議院を回って、午後は勉強会等の傍聴、それと代議士・他インターン生とのディスカッションをしました。
勉強会は、「東電原発事故被災者保護法案起草WT第三回勉強会」と「第18回エネルギーPT総会」に出席しました。
東電の原発事故被災者保護法案の法では、ロシアのチェルノブイリ法というチェルノブイリ事故の被災者保護法安についてのレクチャーを受けました。そこで、「移住権」「帰還権」という概念の説明を受けました。(移住権はチェルノブイリ法に盛り込まれている概念、帰還権は説明をしてくださった方が提案した概念です)
お話では、政府の支援を速やかに、適切に行わないと、国民の政府への信頼が失われ社会秩序が不安定になってしまうということでした。
確かに、色々あって現在日本政府に対する国民の信頼は決して高いとはいえませんから、しっかりとした被災者支援政策をとって政府への信頼を維持するというのはとても大事だと思います。
エネルギーPT総会では、炭層メタン開発についての説明を受けました。
前に傍聴させてもらった蓄電池勉強会の方が、地域分散発電と蓄電はセットで切り離せないので、ぜひ蓄電池普及にも力を入れてほしいとアピールしていました。蓄電池普及は日本の新しい産業開発のためにも必要だと思うので、頑張ってほしいです。
炭層メタンは何だか専門的でよくわかりませんでした;こういうのにがんがん質問を飛ばすことのできる人というのはすごいですね。きっととても勉強していらっしゃるんでしょう。尊敬します。
ところで、こういった勉強会の部屋では、普通においてある机と椅子のところにに議員さんとか官僚の方が座って、私たちインターン生などは部屋の壁沿いに置かれた椅子に座ってこっそり目立たないようにして話をきいています。
今日のエネルギー総会の時にはちょっと遅刻していったので壁沿いの椅子がみんな埋まってしまっていて、私たちは立ってきいていたのですが、議長?の方が「どうぞ遠慮せず真ん中の椅子に座ってください。友愛の精神に基づいて^^」と勧めてくださいました。ということで議員の方にまじって真ん中の机で話をきくことになりました。
今までにも、席が足りなくて何人かのインターン生は立ってきくということは何度かあったのですが、こういう流れになったのは初めてでした。後で他のインターン生にきいたところ、立っている時に鳩山さんが私たちの方をちらちら見ていて、何度か目が合ったので、鳩山さんが議長に残った席を使わせてあげるように言ったのではないかということでした。
友愛とか言っていましたしたぶんそうなのだろうと思います。鳩山さんが首相をやっているときに、テレビで他の議員さんが「優しい人ではあるんだ」と発言するのを何度か見たことがありますが、実際本当に優しい人なんだろうなと感じました。
こういった人となり、つまり、優しいとか、気が利くとか、人の嫌がる仕事でも進んでやるとか、聞き上手であるとかは普通の人間関係においてはその人への信頼を築くのにすごく大事な要素です。ですが、政治家についてはその人の情報はメディアを通して伝えられる場合がほとんどで、上述したような実際にその人に触れないとわからない部分というのは、あまり知ることができません。
もしもこういう人となりなどを国民みんながもっと知っていたら、それにより政治家への信頼が底支えされて、メディアが流す必要以上に批判的・攻撃的な報道によっていちいち世論がぶれる、何か起こるたびに政治への不信感、無関心が増大するということも減るのではないかと感じました。
ディスカッションでは、「エネルギーと公正」を題材にしたのですが、「どういう社会が人間にとって望ましいのか」という話題が結構中心だったかなと思います。
こういう話を長時間議論することはあまりないので、とても楽しかったです。また、代議士の社会に対する考え方なども知ることができてよかったです。
反省としては、もっと一つの発言を掘り進めていく議論ができるようになりたいなと思いました。自分の発言にあまり脈絡がなかったような気がするので^^;
これからしばらく私は学期末テストのためインターンに行けません。しばらく勉強に集中して頑張って単位をとってこようと思います。(やばすぎてもはや手遅れのような気もしますが笑
ではでは!
浅沼
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