青葉区コラボレーションフォーラムへ向けて、3月23日より、青葉区役所にて「つみ木モニュメント作製」が始まりました。私は都合が付かずにあまり、モニュメント作製のお手伝いをすることができなかったのが、残念でしたが、作製の様子を映した動画にて、どのようにして素晴らしいモニュメントが完成するのかを見ることができました。設計図もない中でも、次々と作品を完成させていく姿には驚かされ、さすが美術大生と感じました。もし、美術大生とのコラボレーションがなければ実現できなかったモニュメントであります。また、モニュメントの損壊を防ぐために、見守っていただいた方々の協力を無くしては完成はならなかったと感じています。まさに、お互いができる事を持ち寄ることによって、素晴らしい作品や結果が残せるという組織力の強さを学びました。
そして、「青葉区コラボレーションフォーラム」当日においては、たくさんの親子に参加していただけました。「つみ木製作ワークショップ」では、つみ木を削ることに楽しさを感じ、必死になって完成させようとする子ども達の姿に嬉しく感じました。つみ木がスケールに通った時の感動や達成感はテレビゲームでは味わえないものがあったことでしょう。「つみ木広場」においても、オイスカさんの協力もいただき、多くの子ども達に参加していただけました。初めて無垢なつみ木で遊ぶ子どもたちはもちろん、お父さんやお母さんも夢中になって遊んでいました。モノを所有する事に価値観が傾いている現代において、「つみ木」は自分の手で作品を創り、それを壊してはまた創るという忘れがちな価値観を学ぶことができるモノです。子どもたちに自然の大切さと、すてきな思い出を残し、お互いに共有してもらうことができました。そして、多くの方々が見守る中で行われた、「モニュメント」の解体では、みんなが歓声を上げ、せっかく作った作品が壊れる寂しさを感じましたが、しっかり、思い出は共有できました。
この「つみ木くんプロジェクト」がこれからも継続的に続き、発展していく事を願い、私もしっかり協力していきたいと思います。
神田 喜之
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