本日は8時から文部科学省政策会議(第16回)に出席しました。文化審議会への諮問、理科教育の改善施策、少人数指導等についてが本日の議題でした。理科教育の現場では実験のための時間が充分に確保できなかったり、高校生の理科に対する苦手意識が高いなど、国立教育政策研究所の実態調査によりさまざまな課題が明らかとなりました。今後の日本を支えていく科学技術の担い手となる子どもたちの理科離れは深刻な問題です。研究所は多くの資料を提供してくださったので、これを生かすような政策立案を文部科学省に期待します。
11時からバングラディッシュ「チッタゴン丘陵の人権問題を考える会」、14時からは郵政改革関係政策会議に出席しました。バングラディッシュの勉強会では差別や紛争に対する和平協定が結ばれているのにもかかわらず、それが実行されていないという現状について学びました。
16時からの環境委員会質問研究会においてはダイオキシン対策とEMという有用微生物群を環境改善に活用しようということについて話し合いがなされました。ダイオキシンの持つ恐ろしさ、ダイオキシンの基準の低さなどを知り、一刻も早く汚染を防ぐための行動を起こさなければならないと強く感じました。そのためには、ダイオキシンについての正しい知識を多くの人に知ってもらう事も必要だと思います。
18時からは「裁判員裁判における量刑を考える~刑務所の実態・死刑制度を学ぶ~」に参加しました。現在の刑務所の実態や重罰化、仮釈放の現状などを弁護士の講師の方が講演してくださいました。これから裁判員制度が広く普及していく中で、このように裁判や量刑についての知識を身に着けることは非常に重要だと思います。とても有意義な2時間を過ごす事が出来ました。
今日はさまざまな会議に参加させていただき、本当に自分の視野が広がりました。多忙でしたが、充実した1日でした。
斉藤
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。