10:00-12:00 環境政策ワークショップ
今回のテーマは“タスクフォース”でした。1990年度比温室効果ガス25%削減という目標を達成するために、研究機関に温暖化対策を行った場合の経済への影響等のモデル分析を依頼し、それを踏まえて今後どのような政策を行っていくのかの方針を決めるために設置された副大臣級検討チームのことを言います。2009年10月に発足されました。
様々なモデル分析がなされ、その結果を見て、温暖化対策が行われれば行われるほど、経済への悪影響は拡大していくことが分かりました。しかし、地球温暖化は地球に存在する全生命にかかわる大きな問題です。人類が何億年もかけて築かれてきた生態系をたった数百年で壊していいわけがありません。経済が今の私たちの生活にとって欠かせないものであることを否定することはできませんが、上手く折り合いをつけて、環境改善に努めることをしていかなければ、このままでは温暖化による被害を止めることはできないと思います。
15:30-16:30 農林水産委員会質問研究会
議題①チリ地震による津波被害と対策について水産庁よりヒアリング②クロマグロとクジラ問題について水産庁よりヒアリング チリの大地震による津波の影響により海岸沿いでの産業に多大な被害が発生したそうです。これまで確認された被害による総額は24億3700万円にも上るといわれています。自然災害がここまでの被害を生むことを初めて知りました。
17:00-18:15 農林水産政策会議
本日の議題は①6次産業化法案②農山漁村地域整備交付金(仮称)③食料・農業・農村基本計画についてでした。6次産業とは農業について生産だけでなく加工・流通・販売等を統合的に行うことで事業の付加価値を高める経営形態のことをいいます。今回の会議を傍聴して、農家だけで農業を行うには限界が存在するので(例えば日本のコメ農家の時給を換算した場合100円台のところもあるそうです)、食料自給率が40%という日本の農業は政府が支えながら発展させていく必要があると思いました。
斉藤
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。