■活動内容
13:00-14:00 生物多様性の宝庫 長島の自然を考える院内集会
14:15-15:10 第22回 環境委員会質問研究会 新政権に求める環境政策
■概要と所感
・生物多様性の宝庫 長島の自然を考える院内集会
瀬戸内海、特に上関町長島は75%もの自然海岸が残っているため生物多様性のホットスポットであり、希少生物の宝庫である。
周防灘西部では早期から海砂採取を禁止した事から砂堆や干潟が多く残り、豊かな生態系が維持されている。また、低海面水温の出現海域であったり、豊富な海底湧水が存在するため、稀少生物の逃避場所となっている。
これら豊富な生態環境は近代化の波の中で姿を変えつつあるが、様々な人やNPOの協力の元、自然との共生が積極的に図られ周防灘には奇跡的に奇麗な海が残されている。
これらを鑑み、COP10に向けて上関を生態系のホットスポットとして行政による一層の保護が重要である。
またこれは海域のみならず浜辺や里山など陸上環境も視野に入れた”周防の生命圏”としての保護が必須である。
上記の例は日本の生物多様性条約における自然との共生のモデルケースとして参考にするべきと考える。
・第22回 環境委員会質問研究会 新政権に求める環境政策
①憲法への「環境原則」の導入
②政策形成・決定プロセス等へのNPOの参加保障等
③NPOの活動基盤強化と雇用拡大への支援
④環境教育・研修の強化
実効性のある環境政策は、従来の既得権益と堅く結びついた政・官・財の政策システムでの検討・及び決定では限界がある。そこで既得権益から独立しており、長期的な視点と専門性、さらに生活者としての視点を有するNPOの実質的な参加が不可欠と考える。
コメント
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