おひさしぶりです!インターンが終わってはや1ヶ月とは・・・信じられないですね(汗)
僕は、4/16に宮城県の石巻へ、5/3に岩手の大船渡へ行ってまいりました。そのときに見たこと、感じたことを少しでも伝えられたらな、と思い、ブログに体験を書きたいと思います。いくつかに分割して書くので見づらいかもしれませんが、よろしくお願いします。
最初に、石巻の様子を紹介したいと思います。
まず道が地震の影響でへこんだり隆起したりして、でこぼこになっています。そして、津波で流されてきた土によって、町全体が土で汚されています。また、乾いた土が大気中に漂うことで、とても埃っぽい空気になっていたり、地面や壁や家などが砂に汚れていて、町全体が実際以上に汚い印象を受けてしまいます(黄砂のような印象です)。そのうえ、海からの津波によって運ばれてきた土が原因であるため、町が過度に磯臭く、食欲を無くすほどでした。地元住民らも砂や臭いの対策のためか、マスクを着用して生活する人が多く見受けられました。
土の話が出たので、それに関連して地面に堆積した土(へどろと言うほうが正しいかもしれません・・・)について気づいたこと何点か。まず、基本的には地面に土が堆積しています。私が見た範囲では石巻の町はかなりの部分が泥にまみれたのだと思います。地震が起こる前までは普通に歩いていたであろう道路や商店街の道や駅までもが、厚さで言うと3cm以上の土が固まって堆積しており、まるでそれが地面であるかのようにあります。そしてその土が繊維質でもはや土壁のようになっていて、とても頑丈に固まっています。これは石巻に製紙工場があるのが原因だそうですが、とにかく泥を撤去するだけで本当に大変という感じです。
その他気づいたことを順不同であげると、
・ 車は残骸のようにあちらこちらに放置されていること(もはやおもちゃのようにも見えます)
・ 川がとても濁っていて、泥の川になっている
・ 瓦屋根はほぼ確実に落下していて、それが危険を増大させている(通行人に当たる) という感じです。
そして一番印象的で、一番心苦しかったのは、商店街に行方不明者を探すビラが貼ってあったことです。私たちが普段目にする「迷子犬さがしています」のビラのように、「○○を探しています」と名前と共に写真を載せてあったのです。さらにそれがとても若い人たち(高校生から大学生くらい)のまで含まれていました。このビラを作った家族の気持ち、毎日これを見る町の人々の感情を考えると、いたたまれなくなりました。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。