本日、青葉台のフィリアホールで「障害を持つ音楽家と仲間たち~心と心を結ぶ演奏会~」が開催されました。本コンサートは、私の友人が「障害に負けず、音楽を愛し、音楽に支えられ生きる演奏家達の奏でる魂のメッセージを、ひとりでも多くの方々にお届けしたい」との思いから始めたものです。2007年にはニューヨークのカーネギーホールでもコンサートを開催し成功をおさめるなど、着実に実績を積み重ねています。私もひとりでも多くの方にこのコンサートのことを知ってもらいたいと、微力ですがお手伝いさせていただいております。
病気のため四肢に湾曲がある演奏家や先天的な難聴者が、巧みにピアノを演奏する様には、ただただ声を失うばかりです。目をつぶってピアノの旋律に耳を傾けていると、障害を持っている奏者が弾いているとはとても思えません。参加している音楽家の皆さんは、人一倍の努力を重ねているのでしょう。月並みな言葉ですが、努力の大切さを改めて感じさせられました。はじめてコンサートに訪れた方々からも「感動した」、「こちらの方が励まされてしまった」、「支えあいの素晴らしさを知った」などなど様々な感想をいただきました。
私は国会で「生物多様性」について積極的に取り組んでいますが、人間の世界でも百人が集まれば百の個性があるはずーー。その個性が互いに調和してひとつの社会を形成していることを、このコンサートを通して再認識させられました。次回のコンサートの前には、本ブログでもご案内をさせていただきます。
コメント