事業仕分けで現場の調査に行ってきました。訪問したのは、グリーン・サステイナブルケミカルプロセス基盤技術開発事業を委託されている触媒技術研究組合と伝統的工芸品振興補助金を受けている財団法人伝統的工芸品産業振興協会。
触媒技術研究組合については「高性能ゼオライト触媒を用いる革新的ナフサ分解プロセス開発」というテーマで助成を受けている。石油化学プラントのナフサ分解工程を触媒を使って低エネルギー化、高収率を実現しようというものであるが、国が支援して行う意味がよくわからない。大変難しい技術開発であり民間では手を出せないとのことであるが納得できなかった。無論予算が潤沢にあれば問題ないが。
財団法人伝統的工芸品産業振興協会については池袋にある事務所、全国伝統的工芸品センターを視察。お話を聞く限り大変頑張っている様子がわかる。センターもうまくデザインされており、外国人観光客にも好評、年間1.5億円ほどの売り上げがあり、伸びているとのこと。地域活性化の核になる可能性を伝統的工芸品に見ることができた。
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