税と社会保障の抜本改革調査会の第1回勉強会が開催されました。会長は藤井裕久衆議院議員。議論の前提となる考え方が提示されました。
これまでばらばらに議論されてきた社会保障制度を一体で議論すること、数字にとらわれることなく制度の基本理念・骨格を構築すること、公平・透明・納得の税制を実現すること、税調が来年度の税について議論するのに対して、この調査会は中長期の仕組み作りに取り組むことなどが確認されました。
社会保障制度といっても大変幅が広く、様々な分野があります。現金給付について年金や生活保護、サービス給付については、医療や介護、若者・子育て、雇用、社会保障・税制の番号制度、社会保障財政など、これらをまとめて議論することになります。民主党の柱の施策になります子ども手当て、年金制度改革、医療制度改革それに雇用対策、いずれも重要な課題になります。メンバーとしてこれらの課題に取り組みます。
消費税のインボイス化と税率の引き上げそして納税者番号制の早い導入を望みます。
いずれも、脱税しにくい税制ですから公平感が増します。
それらの導入を一番嫌がるのは、合法不法問わず巧みに納税を逃れてきた人です。
投稿情報: 佐藤健 | 2010年10 月15日 (金) 00:26