アジア太平洋経済協力APECの開催が近づいてきました。国を開くという方針でAPECに臨む管内閣にとってこの会議はこれまで以上に重要なものとなります。アジア太平洋を舞台に日本はどういう役割を演じることができるのか。日本の経済社会の閉そく感を破るきっかけとなる成果に期待したいところ。
EPA、FTAさらにTPPといった経済連携協定が注目されています。日本も乗り遅れることなく必要な交渉は進めてゆかなければなりません。厳しい経済情勢、食料自給率の問題などを加味してバランスのとれた協定が必要です。
論点としては
1.ボゴール目標達成評価(「先進国・地域は2010年まで、途上国・地域は2020年までに『自由で開かれた貿易及び投資』を達成する」とした1994年インドネシア・ボゴール首脳会議の採択の達成評価)
2.地域経済統合の深化(FTAAPアジア太平洋自由貿易圏のロードマップの策定)
3.APEC成長戦略(均衡ある成長、あまねく広がる成長、持続可能な成長、革新的成長、安全な成長、といった成長の姿を実現)
4.人間の安全保障(食料安全保障、感染症、防災、テロ対策といった共通課題への対応)
横浜にとっても大変重要なイベント。安全を確保しつつ世界に日本の魅力を発信できればと思います。
詳しい資料は以下
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