2011年を迎え決意を新たに信頼回復のために全力で働きます。
政権交代から1年4ヶ月、これまでの民主党の政治に対する国民の皆様の落胆をこの年末も肌で感じることとなりました。政権交代への期待が大きかっただけに期待通りに行かないもどかしさ、期待を裏切られた怒りが渦巻いています。
日本は時代の転換点にあって、大変厳しい試練の時を迎えています。経済成長に支えられてきた国民の生活はその成長という前提条件から見直さなければならない。これまでのような成長を維持することは難しい。質の違う、これからの時代に適合した日本の成長のあり方を模索しなければなりません。産業も社会も構造的改革を実現する必要があると考えています。
また、少子高齢化が象徴するように、日本の社会のかたちも大きく変わろうとしてます。止めることのできな高齢化、現役世代1.5人でお年寄り1人を支えなければならない時代はもうすぐそこに来ています。お金のかかる日本の行政サービスのしくみの抜本改革も道半ば、厳しい財政状況にあっても国を動かすために税収の不足は国債の発行でしのぐしかない、緊急避難の状態が続いています。
それでは日本社会をこれからどのように改変してゆくか。持続可能で自立的な社会、人が人を支え合う社会、環境との調和を重視する社会、そんな社会像を追い求めてゆきたい。そういった国家ビジョンを具現化し、国や地方行政の役割、国民の役割、国と国民の間の公共の役割、企業の役割などを明確にしつつ、それぞれの持てる力を活かしてゆく仕組みを創る。元気な日本を復活させるために必須です。
まずは「信頼と誠実の政治」を実現する。今年の目標に掲げて全力投球いたします。
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