かけがえのない緑をいかに保全し、増やしてゆくのか。地球温暖化問題の解決のためにもどうしても取り組まなければならない課題です。
横浜市でも緑被率、現在の31%をなんとか維持したい目標を掲げ緑アップ計画に取り組んでいます。
ではどんな手段で緑を守り増やすのか?その答えの一つが、横浜国立大学の常盤台キャンパスの森にあります。横国大の教授でもあった宮脇昭博士が生涯をかけて取り組んできた植樹方法により、横浜国大のキャンパスは豊かな緑に包まれています。一見すると雑然とした森なのですが、その元気のよさ、緑の豊かさには感動すら覚えます。小さな敷地でも、宮脇博士の提唱する、潜在自然植樹-その土地にもともとはえていた樹木(その土地に残された鎮守の森を調べることにより分かる)を密植・混植するーにより、自然の調和の取れた森を作ることができます。人手をかけなくても自然に確かな森が形成されるその見事さを多くの人に見ていただければと思います。
森の中に入って驚くのは落ち葉に覆われた森の土の豊かさ。やわらかい羽根布団のような落ち葉が木々の根本を覆っています。手入れされた芝生の緑の公園は自然の姿ではないことがよく分かるようになりました。
写真はこちら http://makoto5050.typepad.jp/photos/200849_yokokoku/index.html
ビデオもご覧ください YNU_furusato_no_mori.3G2をダウンロード
宮脇博士のインタビュー記事 http://www.innovative.jp/interview/2005/0302.php
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