藤沢市で運行されている連節バス、Twin Linerを茅ヶ崎~湘南台で試乗してきました。
慶応大学、大規模工業団地(桐原工業団地)、大規模住宅団地(湘南ライフタウン)等の影響で混雑をきわめていた湘南台駅およびその周辺の交通問題の解決のために2005年3月より運行されています。
ドイツ・ネオプラン社製の連節バスで、ノンステップ車両、全長約18m、定員128名+乗務員1名。通常のバスは全長11m、定員は65名とのこと、約倍の輸送能力を有しています。燃費は1.5km/L(従来のバスは2.7km/L)。乗り心地もよく広々とした余裕の車内は印象的でした。長さの割りに小回りも利く点(従来のバスとさほどかわらない)も、実感することができました。
連節バスと小型のフィーダーバスの組み合わせにより、交通不便地域にもバスのネットワークを広げることができたなど、アイディア次第でバス交通の可能性を広げることが可能であることを実証するケースといえます。
走行する道路が法令で制限されるなどまだまだ自由度は高くありませんが、今後、道路管理者や警察などとの協力により活用が広がるのではないか、そうすべきと考えます。
見た目は長く感じます。連節部分にはヨーロッパで活躍している路面電車の最新の機構が取り入れられているとのこと後輪駆動で安定した走りを実現しています。
コメント