青葉区社会福祉協議会で開催されている平成20年度障がいのある方たちの自立生活セミナー「親子で学ぶ自立生活セミナー」 で昨年に引き続き講師をさせていただきました。
今年のテーマは「はたらく」。「制度からみる障がい者の働く場」と題して、横浜市の障がい者就労支援事業について説明させていただきました。特にポイントになるのは就労支援センター事業、北部、東部と視察にいって仕入れてきた情報に基づいて、私なりにセンター活用のポイントをまとめさせていただきました。
私のプレゼンテーション資料はこちら jiritsuseikatu_20081125.pdfをダウンロード
私と一緒に講師を担当したのが、株式会社研進 代表取締役 出縄 貴史 氏。「自立への挑戦・就労の場を創出」~窓口会社研進(在宅就業支援団体)について~ というタイトルでお話されました。(写真)
株式会社 研進 は、1974年の設立以来、社会福祉法人 進和学園の営業窓口会社として、本田技研工業株式会社の自動車部品組立加工の仕事を中心に、障がいのある方々仕事場を提供してきました。また、障害者雇用促進法における「在宅就業支援団体」(神奈川県登録第1号)として厚生労働省に登録され、同団体としての業務も行っています。
福祉と労働の2分的な考え方を打破して、新しい福祉的就労の形を提案されていましたが、現状の問題点を明確にとらえた指摘で納得のいくものでした。大変、参考になるお話でした。実践に基づく理論構築には説得力があります。
是非、現場を訪問してみたいと思います。
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