2009年の仕事が始まりました。市役所で恒例の新年賀詞交換会、青葉区の消防出初式、賀詞交換会に出席しました。
消防出初式では青葉区選出議員代表で祝辞を述べるチャンスをいただきました。緊張しましたがいい仕事始めとなりました。危機管理についていろいろと取り組んできていますが、消防団や家庭防災員の方々の活躍がとても大切、共助の要になるものと期待しています。官民一体となった地域防災の仕組みを引き続き提案してゆきたいと思います。
はしごのりや一斉放水など、例年にもまして多くの観客がいてにぎやかだったように思います。(写真)
青葉区の賀詞交換会では地元の皆さまといろいろとお話しする機会をもてました。課題を再認識しつつ、今年一年も忙しくなりそう、覚悟を決めた一日になりました。
《青葉区消防出初式祝辞》
新年あけましておめでとうございます。
横浜市会議員の山崎誠でございます。
青葉区選出の県議会、市会議員を代表して、一言御挨拶を申し上げます。
新春恒例の消防出初式が、区民の皆様をはじめ多数の防災関係者の御参加のもとに開催されましたこと、心からお喜びを申し上げます。
また、平素から防災関係者と区民の皆様が力を合わせて安全・安心のまちづくりに取り組まれていることに、心から感謝を申し上げます。
昨年は、岩手・宮城内陸地震や各地で局地的なゲリラ豪雨が発生し大きな被害が発生するなど、自然災害の恐ろしさを改めて感じさせられる一年でもありました。
今後も、いつ大きな地震が発生してもおかしくない状況は続きますし、新型インフルエンザのような新しい危機も危惧されているところです。
現代の科学をもってしても、こうした災害の発生を阻止することはできません。私たちにできるのは被害を最小限に食い止めること、減災の取り組みにほかなりません。
かけがえのない生命、大切な財産を守るために、いざというときに真に機能する防災の仕組みを地域で作り上げていかなければなりません。核家族化、高齢化も進展してまいりました。地域の助け合い、共助の心が今何よりも求められています。
一方で、残念ながら地域にはまだまだ防災に無関心な方もおられます。こうした方にも根気強くお訴えをし、地域全体の防災意識の向上を図ることも必要です。
いつ発生するかわからない災害に対して、不断の備えをし、地道な活動を続けなければならない厳しい仕事が地域防災だと考えます。
こうした地域防災を担うのが、今日ここにご参集いただいております皆さまに他なりません。議員団といたしましても、区民の皆様が「安全で安心して暮らせる街」の実現を目指し、努力してまいります。どうぞ一層の御支援と御協力をお願いいたします。
依然として厳しい社会、経済情勢が続いております。こういった状況にあっても、災害への備えが後回しになってはなりません。新年にあたり防火・防災への誓いを、皆さまとともに心新たにしたいと存じます。
結びになりますが、この一年、皆様方の益々の御健勝と御多幸をお祈りいたしまして祝辞とさせていただきます。
平成21年1月5日
青葉区選出県議会・市会議員代表
横浜市会議員 山崎 誠
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