所属常任委員会である環境創造・資源循環委員会の最終委員会が開催されました。これまで本委員会で議論してきた、横浜みどりアップ計画の推進、CO-DO30ロードマップの策定、他、報告されました。総括の意味もこめていくつか質問させてもらいました。ポイントは以下の通り。
1.みどりアップ計画
緑被率の調査みどりについて
アップ計画の事業効果や進捗測定の基準になるものであるから、できるだけ速やかに実施してもらいたい。単にみどりの量を測定して終りということではなくて、今後の施策展開のニーズに合わせてみどりの質についても議論ができるような調査を、事前にしっかりと調査設計をして取り組むように要望。
みどり施策の実施ツールとして、また、推進委員会や市民への情報提供のツールとしての地理情報システム(GIS)の活用について
GISについて都市経営局で一括管理して様々な政策立案の場面で活用するとのこと、ぜひともみどりアップ計画の推進に有効活用願いたい。市民への情報提供のためにデータを作るというのではなく、日常の計画立案、政策実施の各場面で積極的に活用して業務の効率化を図るとともに、同じ地図データを使って、市民への情報提供も行うことでより、正確に、スピーディーに情報を伝えていくことができると考えます。
2.CO-DO30について
地球環境問題をもう一度全体像としてとらえなおしてゆかなければならないのではないか。温暖化だけを切り口にそれもCO2に焦点をあてて今後の施策展開することが果たして正しいか考えることも必要ではないか。科学的な議論も常に動いています。ぜひ、そういった動きにも注目しながら施策の展開、見直し等を行っていただきたいと思います。CO2だけにとらわれるのではなく、より広く持続可能な社会をつくる視点から、生物多様性、再生可能エネルギー有効活用、資源循環型社会、みどりの保全・再生などをキーワードとしてCO-DO30を再評価することが有効と思います。環境創造都市よこはまが世界をリーするにはこういった作業も不断に行っていかなければなりません。
諸先輩から多くのご意見、ご批判をいただき大変勉強になりました。
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