生活安全・危機管理・消防・情報化社会特別委員会が開催されました。テーマは学校給食の安全性について、藤が丘小学校の給食中毒事件が取り上げられました。前回に引き続き詳しい発生後の対応経過、ノロウイルスが見つかったはま菜ちゃんプルの調理工程等について説明がありました。しかしながら当時の対応についてはっきりしていない点もあり、議論は紛糾、結局、もう一度資料を追加して審議しなおすことになりました。
問題点は、
1.当日の学校に事故隠しとも思えるような対応があった。報告が遅く、対応が後手にまわった。学校に責任を回避したいという意識が働いていたのではないか。
2.本来、保健所が指揮を執って対応をとらなければならなかったが、保健所の指示を学校側が受け入れないなどの問題があった。マニュアルどおりの対応が取れていない、ルール違反があった。健康福祉局、教育委員会の連携がとれていない。
3.事故後の再発防止についても、マニュアルの改訂、説明会開催程度であり、どれだけ本気で対応をとろうとしているのかが分からない。
など。引き続き議論することになりましたが、新型インフルエンザ対策なども視野に入れて、徹底的に議論する必要があります。
写真は、当日配布された資料の一部。
コメント