青葉区の区民会議の活動についてお話をお聞きしました。
幅広くいろいろなテーマで議論をされ、提案をされていることが分かりました。特に防災関係では、私の問題意識と共通点がたくさんあり勉強になりました。防災について課題は以下の通り。
- 行政のかけている点、「誰に何をどのように伝えるか」肝心の最後の市民への情報提供ができていない。
⇒ヘリコプター、広報車で広報して回るとのことですが、被災時にどこまでできるか疑問。あたらしい技術を使ったアイディアがあるらしいですが、実現のめどは立っていない。防災無線をつかった一斉放送の設備についても提案しているが、具体化できない。被災時を想定した訓練を実施していないのでいざというときにシステムが動かない恐れがある・・・
- ボランティアの活用の仕方が不十分、「エールカード」というボランティアの登録制度があるが活かされていない
⇒たとえばITに明るいボランティアが登録されているが、こういった人を地震発生時など活躍してもらえるようにしてはどうか。拠点での運用を考えている情報システムの運用スタッフとして重要な役割を担っていただけると期待できます。
- 要援護者向けの支えあいカード、実際にどのように展開するのか、具体的な行政としての意思、方針が見えていない。
⇒市民任せになっている。いざというときにしっかりと活用されるような取扱い要領、手順等が決められていない。
- 青葉区の防災計画の修正について、区の課題、特性をもっと盛り込むべき
- 安否確認について、青葉区の場合は市外で働いている人たちの情報をいかに把握するかが重要ではないか。
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