環境ビジネス情報雑誌「オルタナ」のN氏のお話を聞きました。
オルタナでは、地球温暖化対策についてさまざまな活動やビジネスが紹介されています。地球温暖化防止のために何ができるか。たとえばカーボンオフセット(CO2を排出する活動を行う際にその排出量に見合うCO2削減のための事業等にお金をだすことでCO2の排出を相殺しようという考え方)。CO2排出権市場が形成されつつありますが、透明性、公正性がどこまで保てるか。投機の対象となる兆候があり危険です。EUでは1800~2000円/CO2・t程度の価格が、日本の市場では4000円台といった話もあるとのこと。横浜市も積極的に推進しているカーボンオフセットですが、仕組みをしっかりと組み立てることに注力すべきです。
オルタナのバックナンバー、創刊号からすべて小箱かのんで入手可能です。
江戸時代は完全なる循環型社会が構築されていました。開国により、世界とつながることでライフスタイルが変わり、消費、欲望充足中心の生活へと変貌していったと考えられます。そういった意味で地球温暖化は開国の負の遺産なのではないかと思います。
江戸時代の暮らし、街づくりを今一度研究しようと思います。
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