桂小学校で開催されました英語活動研究発表会を視察しました。
文科省が主導するプロジェクトで、横浜市も英語教育で「パイオニアスクールよこはま」に選定しています。小学校での英語教育の実践として先駆的な取り組みを展開しています。
各学年のモデル授業を見てきましたが、体系化されて指導内容もバライエティに富んでいて楽しいものでした。地元のサポーターの方も参画してのクラスの進行は、完成度が高いと思います。特に注目すべきは、小中一貫で9年間を通してカリキュラムかされているところ。どこまで小学校、中学校の壁を取り払えるかがひとつの課題ではないかと感じます。
気になった点としては、
- 限られた語彙、表現の中で日本人同士が会話練習することに限界を感じます。表現したい内容を結局英語にできず日本語で話し合っている姿は残念でした。
- 発音についてはやはり日本人英語になっていると思います。外国人の音にもっと触れる必要があるのでは。
- やはり英語に接する時間数は足りないのではないか。やるのであればもっと時間をかけるべきと思います。限られた時間の中での取り組みとしてはベストを尽くしていると思いますが。
- 外国人と接する機会をもっと作ってゆく必要があると思います。そういった面で、以前から提案しているインターネットをベースにしたグローバル教育ネットワークなどの活用を進めるべきと思います。詳しくはこちらのブログを参照ください。
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