大きな災害が発生した際、子どもたちの安全をどのように守るのか。四川大震災の例を見ても学校における子どもたちの安全をどのように守るかが大きな課題といえます。
今、横浜市の小学校では子どもたちの頭部を守るために、昔ながらの防災頭巾を用意しています。(入学の時点で父母の方が準備します)中学校では防災頭巾さえありません。布製の防災頭巾は飛来落下物には無力であることは実験でも明らか。この点で、最近開発された子供向けの防災ヘルメットの有効性が主張されています。
これまで教育委員会に対して、防災ヘルメットの導入を検討するように要請してきました。校長先生の会議である校長会で紹介してもらうまでは進んできましたが、その後の動きがない。何とか広くPTAの皆さまに防災ヘルメットについて知っていただきたいと考えていましたが、このほどヘルメットメーカー(谷沢製作所)のご寄付を受けて、モデル校に導入することができるようになりました。(一校分520個を寄贈いただきました)メーカーと学校、教育委員会間の調整、コーディネートをさせていただきました。
本日は、モデル校となっていただいた桂小学校でヘルメットの使い方を含めた防災講演会が開催されました。危機管理アドバイザーである国崎さんのわかりやすいお話で、子どもたちも地震防災の大切さを理解してくれたようです。
今後、防災ヘルメットが横浜市の全校に導入されるよう働きかけてゆきます。
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