代表選挙まっただ中といことでさまざま政策論議が飛び交っていますが、大変残念ながら、どちらの側からも環境に関する政策は語られません。地球温暖化対策ということで少し前には環境政策がクローズアップされていましたが、菅総理に変わった頃から影を潜めています。
自然環境と調和した社会をどのようにして築くのか、人類の抱える大切な課題のはず。この問題をしっかりと議論し、経済優先、成長優先の社会から、新しい定常型の社会へとシフトすることを真剣に考えなければならないと思います。この点、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の開催が近づいてきていますが、議長国となる日本の環境政策の理念と実行が問われていることを強く認識する必要があります。
明日から山口県の原発予定地、上関に行ってきます。瀬戸内海の原風景をいまに伝えるすばらしい自然が残る地です。この自然を失うことの意味を真剣に考えなければなりません。
コメント