国際的な環境政策に関する議員組織GLOBE Japanの勉強会が開催されています。GLOBEでは名古屋で開催される生物多様性条約第10回締約国会議と連動してGLOBEの会合を開催する予定でアジェンダの設定のための勉強会等を開いています。
本日はGLOBEの会合のメインテーマとなる予定の「自然資本の経済価値評価」について名古屋大学の林希一郎教授のレクチャーを受けました。生物多様性を含む自然環境を守るためにその価値を経済的に正しく評価しようという考え方、GNPに代表されるような経済的な豊かさの指標に自然環境の価値を組み込む手法などマクロ経済指標のグリーン化の研究について説明がありました。こうした取り組みが環境政策を推し進めるための理論的なバックボーンになる。環境と経済の両立、調和の観点からも大切な考え方になります。
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