尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件について、本日、予算委員会の集中審議が行われました。日本の大切な国土に絡む問題であり、外交・安全保障上の日本に突き付けられた課題としても歴史に残る重大事件といえます。野党からの厳しい追及もありましたが、日本の国土、国民の生命財産をいかにして守るのかといった本質的な議論は少なかったように感じます。先にも述べたように、この問題、日本の国力の相対的低下など根本的な原因にしっかりと向き合いながら、中長期的な視野に立ち、全国民の国益をバランスとりつつ戦略を練る必要があります。
民主党の一期生有志で集まり議論を重ね、本日、菅総理大臣あて要望書を提出いたしました。大きくは次の5項目について意見しています。
1.領土を守る国家としての強固な意志を示すこと
2.日中関係の新たなシナリオ作りを急ぐこと
3.中国周辺諸国等との戦略的外交を構築すること
4.検察の政治判断を許さないこと
5.今後同様の事件が生じた場合の対応策を早急に講じること
私としては、追加として、武力衝突を回避するためにあらゆる措置を講じることなどを追加で要望してまいります。
詳しくは、こちらをご覧ください。尖閣諸島に関する申し入れ20100930をダウンロード
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