本日はサービス給付である医療、介護等に関する説明を厚生労働省の政策統括官から受けました。医療制度、介護制度の仕組みと現状について国際比較なども交えて説明があり、後半は議員からの質問が寄せられました。
抜本的に仕組みを変えてゆかなければいまの医療も、介護も持たない。病院の機能を患者の治療に専念させるためのポストホスピタルの充実、在宅医療の充実(たとえばデンマークなどでは24時間3交代で在宅の患者を支援する体制ができている)、人よりもモノにお金をつぎ込んで来たこれまでの方向を改めて人にお金を使う体制へ(高額医療機器が多く購入され、十分に活用されていない矛盾)、医療人材を今後どういう方針で増やしてゆくのかなど、質問がありました。
私からは、介護予防について質問させてもらいました。介護予防事業の現状、これまでの取り組みの評価、どの程度のお金を使って来たか、その効果はどうかと言った点についてお聞きしました。今後ふくれあがる介護費用を抑えるために、できる限り要介護となる方を減らす、そのためにできる限り元気でいていただいて、要介護となるタイミングを遅らせる、介護予防事業は大変重要であると認識しています。
予防についても給付の対象とするという介護保険制度は以前に比べて介護予防の重要性を認識した制度になっているとのこと。実際の効果についてもデータが出始めているとのこと今後検討してゆきます。
コメント