来年度の予算の執行に当たって何としても年度内に成立させなければならない予算関連法案の審議が始まりました。「財政運営のための公債発行の特例等に関する法律案」、「所得税法等の一部を改正する法律案」、「地方税法等の一部を改正する効率案」等について趣旨説明のあと、菅総理、野田税務大臣、片山総務大臣、与謝野国務大臣らへの代表質問がありました。厳しい財政状況を受けて、多額の公債の発行も余儀なくされるところですが、そうやってしのぎながら、いかにして日本の成長戦略を軌道に乗せ持続可能な国の形を作っていくか。さまざまな制度の変革と景気回復を一度に実現しなければならない難しいかじ取りが求められえいます。菅内閣の答弁にももっと訴える力がほしいところ。国民に安心感を与える演説になっていないのが残念。消化するだけの本会議では意味がない。痛感する一日でした。
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