文科省の担当から放射能の測定結果についてヒアリングしました。ホームページで公開しているとのことで確認しましたが、測定ポイントが具体的にどこにあるのか資料からはよくわからない、グラフ化されている資料もいくつもの線が重なるなどわかりにくい、測定ポイントをどのように決めているかも不明(例えば、福島県以外の測定ポイントは一部県の独自の測定結果を除くと一箇所のみ、福島県に隣接する茨城県、栃木県も一箇所など)など、ポリシーがわからない。ただ漠然と、結果を集めているだけ。国民を被曝から守ろうという意思が感じられません。
環境省に確認すると、環境省は基本的に放射能は測定できない。(環境基本法において放射能は対象外とされている。放射能は原子力基本法で管理されていて、環境省は手を出せないことになっている。この点も大きな問題)公共用水域の水質、地下水について他の汚染物質の測定のついでに放射能も測っているとのこと。河川の底質からは汚染が見つかっています。
文科省がこれから汚染マップをつくるとのこと、省庁の垣根を越えてGIS(地理情報システム)を活用するなどして情報を一元化し、わかりやすく早急に状況を公開すべき。国民の不安に応えることができるようにすべきと、強く提案をしています。
行政の測定に頼っていてはいけないのではなか。ガイガーカンターを独自に購入し測定を開始しました。
これまでのところ、十日市場の駅頭は0.14マイクロシーベルト、列車の中では0.22マイクロシーベルト、議員会館の部屋の中では0.1~0.07マイクロシーベルトとなっています。場所によりまた、時間により大きく異なることがわかります。
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