横浜市が主催するクラシックヨコハマのオープニングコンサートに行ってきました。
クラシック音楽界の登竜門と言われる「全日本学生音楽コンクール全国大会」が07年から横浜市で固定開催されるのに合わせ、クラシック音楽とまちづくりを結びつけた音楽祭「クラシック・ヨコハマ」を同祭推進委員会が11月から翌年2月にかけて実施するというもの。横浜の街をクラシック音楽であふれさせようとするイベントで、全日本学生音楽コンクールの過去の入賞者ら若手を中心に多くのミニ・コンサートなどさまざまな催しを行い、市民や横浜を訪れた人々に上質の音楽を楽しんでもらおうとするものです。詳しいプログラム等はこちらからhttp://yokohama.mainichi-classic.jp/index.shtml
目的、お題目はいいのですが、今日のコンサートは・・・??
オープニングということで、盛り上がりを見せなければいけないはずですが、ホール内は空席が目立つ状態。
値段もS席11000円と通常のコンサートと同じ(指揮者がチョン・ミョンフンだと、なぜか値段が上がります。いい指揮者ではありますが、他の日本人の指揮者の倍というのは納得いきません。有名というだけで値段がついています。日本音楽界の問題です)
プログラムもベートーヴェン ピアノ協奏曲第1番ハ長調、交響曲第3番変ホ長調「英雄」といういたって普通、それもアンコール無し。(コンサートの楽しみの一つはアンコールです。メインの曲が大曲であればまだしも、このプログラムでアンコール無しは、普通ありません)
演奏も概して淡白。気迫のこもった炎の英雄を期待していたので、その点でもがっかりでした。(これは好みの問題ですが・・・)
ということで通常のコンサートであれば「こんなもんか!?」というところですが、クラッシクヨコハマのオープニングとしてはいただけません。せっかくの横浜市の事業なのにもったいない!もっと盛り上げる方法はいくらでもあります。クラッシクファンとして納得いかない。意見してゆきたいと思います。
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