大学院博士課程後期に籍を置いています横浜国大環境情報学府の研究室に久しぶりに顔を出しました。現在作成しいる環境政策に関する論文について報告しアドバイスをもらいました。
低炭素社会を超えて自然共生社会を目指す考え方については大切な視点であること、そういった社会構築を具体的にどのように進めるかその方策を考えなければならない、国連ミレニアム生態系評価の概念的枠組みをつかって環境にからむ課題の構造化をしているがその枠組みがどれだけ意味があるか検証しなければならない、例えば水の循環をとらえることで地球環境と人間の活動を大きくつなげて考えることができるようになる、科学的な知見と法律学の知見の融合の視点を例えば水の利用などに当てはめると面白いなどなど、示唆に富むお話をいただきました。
科学と社会科学、どちらか一方では改革は進みません。それらの融合を環境分野で実現したい。社会の構造変革、人間の意識改革のための科学の必要性を感じています。環境を軸にした社会変革理論を構築したいと思います。横国大の先生との政策のコラボレーションを続けます。
図は佐土原教授編「時空間情報プラットフォーム」より
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