GLOBE Japanの勉強会、COP10に向けて本日は、海の話題。珊瑚礁の保全について、里海の重要性について専門家からのレクチャーを受けました。
里海については新井章吾先生の話、原子力発電所建設予定地となっている上関田ノ浦の海も詳細に調査している先生ですが、数少ない残された自然の海辺、里海の重要性を訴えています。豊かな海の保全、再生のためにいま残されている自然の海岸はかけがえのないものであること、陸地以上に海は壊れやすく再生が難しいことなど、多くの示唆に富むお話がありました。
新井先生の配布資料
新井さんがお話をする院内集会、緊急集会が開かれます。多くの方の出席いただきますようにお願いします。
「日本の里海を考える」
ー瀬戸内海・周防灘・長島からー
10月13日(水)午後3〜4時
参議院議員会館B107会議室
(14:30〜、参議院議員会館入り口で入館証を配付いたします。)
報告:
「里海の保全とその活用」新井章吾 さん (海藻研究所所長)
「長島周辺の環境調査から」高島美登里(長島の自然を守る会)
「祝島の漁業の現状」山戸 貞夫さん(祝島島民の会)
瀬戸内海は豊かな海の幸と自然、 独特の多島景観によって、我が国最初の国立公園に指定されました。しかし近代化・工業化による開発によって、今日大きくその姿を変えていま す。その中にあって、西瀬戸の周防灘には奇跡的に昔ながらの自然環境、日本の里海の原風景が残されてきました。
しかし今この地に、原子力発電所の建設計画が進められようとしています。人と自然が豊かに共生するこの「周防灘・長島」の生命圏について学び、「里海」保全について 考えます。
上記2つの会合の主催:「長島の 自然を守る会」(代表:高島美登里)
ホームページ:http://www2.ocn.ne.jp/~haguman/nagasima.htm
スナメリ通信:http://green.ap.teacup.com/sunameri/
連絡先:高島(090-8995-8799) 澤井(090-4422-5394)
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【緊急市民集会】
「ー奇跡の海ー 田ノ浦の自然を守ろう!」
10/13(水)18:30〜20:30
総評会館402会議室
(千代田線新お茶の水、都営地下鉄小川町、丸ノ内線淡路町、JRお茶の水)
http://www.sohyokaikan.or.jp/access/
共催:長島の自然を守る会、原水禁国民会議、原子力資料情報室
資料代:1000円
報告:
新井章吾さん(海藻研究所所長)
高島美登里さん(長島の自然を守る会)
山戸貞夫さん(上関原発を建てさせない祝島島民の会)
岡本博之さん(原水禁・山口)
生物多様性の宝庫、長島、田ノ浦。人と生き物がともに生きているこの「奇跡の海」を里海として見直し、原子力発電所に頼らないこの地域の可能性と将来について考えます。特別ゲストは、あの美しいスギモクを発見・確認した新井章吾さんです。
「長島の自然を守る会」の高島美登里さんからは、春の環境調査によって、天然記念物カンムリウミスズメ営巣の可能性が確認された貴重な映像報告があります。「祝島島民の会」の山戸さんから、中国電力の田ノ浦埋め立ての動きや元気な島民の皆さんの阻止行動などについて、報告していただきます。署名運動 もまだ続いています、よろしくお願いします!
【問い合わせ:連絡先】
原子力資料情報室
〒162-0065 東京都新宿区住吉町8-5曙橋コーポ2階B
TEL:03-3357-3800 FAX:03-3357-3801
e-mail:[email protected]
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