新生児向けの先天性疾患の可能性を判別する検査であるタンデムマス・スクリーニング検査について当局より説明を受けました。新生児に対して現在実施されている検査は6疾患に対するものですが、最新のタンデムマス・スクリーニング検査によればさらに13の疾患について測定が可能となります。はやくわかればわかるほど、完治の可能性あるいは将来にわたる症状の緩和が可能となります。原因不明の突然死のようなケースの多くをさけることができるものと期待されます。
厚生労働省は平成16年から研究を進めていますが、いまだ研究段階の域を出ていない。全国でタンデムマス・スクリーニング検査を受けているのはパイロット事業の恩恵を受けている全新生児のうち20%にすぎません。
本件、神奈川県議会から国に対して意見書の提出が予定されています。引き続き全国実施に向けて意見して参ります。
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