山崎誠政策研究所 批判から提案、実現の政治へ。

地域活性化は身近な活動から、桜台公園の焼き芋大会

毎年恒例となっています桜台公園の焼き芋大会が開催されました。天気もよく昨年よりも多くの人手があり大変にぎやか。焼き芋は実に７００個準備したとのことですが、完売となっておりました。こどもたちは焼き芋にわたあめ、落ち葉のプールと大満足、秋の一日のいい思い出になっていたと思います。自治会を中心にPTA、パークレンジャーの皆さんも協力しての運営でしたが、手際よく地域のチームワークの良さが光ります。こうした身近な活動が地域の活性化につながるものと思います。お疲れ様でした。

後援会の忘年会、人の輪がひろがる

後援会の忘年会を開催しました。いつもご支援いただいている多くの方に集まっていただき、楽しいひとときとなりました。座席をくじ引きで決めてランダムに座っていただきましたが、それぞれの島でもりあがり新しい人の輪が出来上がったように思います。貴重な意見をたくさんいただきました。今はとにかく勉強。日本をどうすべきかそのビジョンをしっかりと語れるようにならなければならない。本物の政治家をめざせ。

課題山積のまま、臨時国会が終わりました。

第176回臨時国会が閉会しました。景気低迷が続くなか、緊急経済対策の第2弾となる補正予算案5兆900億円が通過したのが唯一の成果となった国会でした。法案の数でいくと約4割が成立ということになりましたが、重要な案件の多くは審議を尽くすことができず廃案、継続審議となりました。環境委員会では、里山の保全活動を推進するためのいわゆる里地里山法が唯一成立しましたが、環境アセスメントの改正案は衆院は通過したものの参議院では審議されず、地球温暖化対策基本法は一切、議論することができませんでした。内閣委員会にいたっては一本も可決した法案なしの状態。大変危機的な状況になってしまいました。

有限実行を唱える菅内閣ですが、結果、本国会では大事なことは先送り、大変残念な結果になりました。ねじれ国会の難しさはありますが、現状をなんとしても打破してゆかなければなりません。

臨時国会大詰めとなりました

いよいよ12月、会期末が迫りました。多くの法案が棚ざらしになっている状況なんとしても打開しなければなりません。環境委員会で質問し衆議院を通過させた環境アセスメントの改正案もこのままでは廃案になってしまう、大変なことです。熟議の国会というならここは会期を延長して議論を続けるのが筋ではないか。民主党の政治主導とは何か?法案を成立させなければお話しになりません 。執行部に訴えます。
写真は税と社会保障制度抜本改革調査会の風景。今週中に基本方針を固めます。

ビジョンフォーラム2010「私たちは未来をどう生きるか」環境から日本の国家ビジョンを考える開催

後援会発足を記念してシンポジウムを開催致しました。衆議院議員議員になって初めての単独でのイベント、後援会の立ち上げとなりましたが、皆様のおかげをもちまして盛会となりました。民主党の政治の現状と課題について、環境政策にかける思い、私の目標についてお話をさせていただきましたが、多くのご支持の声をいただき勇気づけられました。政治状況は大変厳しいものがありますが全力で乗り切って参ります。

後半の懇親会では前原誠司外務大臣が駆けつけてくださり、民主党の政策、政治の意義を力強く語っていただきました。他にも多くの国会議員の仲間、県議会議員、市会議員も集まっていただき、一致団結、この政治の難局を乗り越えてゆこうと心を一つにすることができました。

次回のビジョンフォーラムは福祉や経済／財政などのテーマを取り上げて開催して参ります。

 

本日は、総務委員会、環境委員会、本会議、会議が続いたい一日。補正予算が衆議院を通過しました。

総務委員会は地方交付税法等の一部を改正する法律案、3000億円の交付措置を実現するための法律改正について議論しました。片山大臣の説明は明確でした。①税を補完する交付税の機能、②使途の制限を受けない交付税、③交付税の透明化等、交付税の要件を説明。石田議員の交付税を得るために無駄づかいをする行政の問題点の指摘も的確でした。交付税化を進める民主党ですが、正しい交付税の在り方を実現しなければなりません。

環境委員会では環境影響評価法の改正案について、参考人からの意見の聴取がありました。日本自然保護協会の横山隆一氏、電気事業連合会環境委員会委員長の相澤善吾氏、早稲田大学大学院法務研究科教授の大塚直氏から意見を聞きました。自然保護推進の立場と電気事業者の立場は、戦略的環境アセスに関して、真っ向から対立します。事業者がどのようにこの制度の趣旨を受け止めるか、根本的な問題があるように思います。

午後からは本会議、議論の末、ようやく補正予算が衆議院を通過しました。自民党からは予算の編成替えの動議が出されましたが、動議は否決、原案が通過しました。自民党からの動議の趣旨説明は石破議員。民主党への大変厳しい批判ではありましたが、これまでの主張の総まとめとして大変重いものでした。予算とともに上がり法案が11件、採決されました。

そのあとAPEC首脳会議に関する報告が菅総理からあり、質疑となりました。菅総理からはAPECの成果について報告がありました。最近の対中国、対ロシア、対米の関係についてある程度、整理することができたといえます。また、議論になっているTPP、それと並行して取り組む農業の構造改革（農業構造改革推進本部の立ち上げ）等、大きな政治判断が下されたといえます。野党からの質問に菅総理は若干興奮ぎみ、もうすこし落ち着いて対応してもらたい、そんな感想を持った質疑でした。

臨時国会、補正予算の成立が先送り

本日、本会議で補正予算案が採決される予定でしたが、野党の抵抗にあい明日に先送りとなりました。内閣官房長官、国土交通大臣の不信任案が提出され、審議がすべてストップ。両提案が23時半に否決され、2本の法案が採決されて本日は散会となりました。いつものことながら、なんとも納得のゆかない国会となっています。無意味なパフォーマンとしか言いようがありません。予算委員会も16時に始まるまで、民主党の委員は朝からずっと会議室に待機していたとのこと。大変なロスではないか。時給換算したら大変なお金をどぶに捨てていることになります。民主党も野党時代は同じだったとの声も聞くところですが、日本の状況が本当に悪い今、こんなことをやっている場合ではありません。他にやるべきことは山ほどあります。

私事ですが、母文子が昨日夕刻永眠いたしました。

パーキンソン病を患い長らく闘病生活を送っていました母、山崎文子が鎌倉の病院にて他界いたしました。十数年にわたりパーキンソン病と闘かう厳しい晩年を過ごしてきましたが、ようやく安らかな旅立ちを迎え７７年の人生を閉じることとなりました。

母の死に接し、これまで注いでくれた愛の深さを痛感しております。こうして心身共に充実した人生を送れているのは何によりも母のおかげです。晩年の母は、声も出すこともできず寝たきりの状態が7年も続きました。人間の尊厳、医療のあり方、看病する家族・父の生きる意味など、命の意味、尊さについて多くのことを学ばせてくれました。

これまで本当にお世話になりました。安らかにお休みください。合掌。

上関原子力発電所建設工事続報

本日、地盤改良船SCPが早朝、柳井市池浦沖を出航、現場海域に向かいましたがその途上、６時２８分頃、上関大津沖にて浅瀬に座礁したとの報が入りました。停泊しようとアンカーを下ろそうとしたときに船底が海底に接触したとのこと、６時４０分に離礁、現在は近くに待機しているとの連絡が入りました。

中国電力、経産省に問い合わせたところ、事故と言うほどのことではないとのコメントでしたが、どういうことか原因等を追求していかなければなりません。現地の住民の皆さんからの情報では、座礁直後は船が傾いていたとの報告もあり、かなりの事故であったのではないかと思われます。

海域はこうした浅瀬がいくつかあるが、周辺を航行している船の乗組員は熟知していてこうした事故を起こすことはないとのこと。本来、慎重に航行すべき台船がこのような事故を起こすとはあってはならないことであると言えます。

原因究明、再発防止にしっかりと取り組むよう、中国電力、山口県に平山参議院議員とともに要望書を発信しました。

中国電力、山口県向け要望書をダウンロード

 

衆議院予算委員会の審議がはじまりました。

衆議院の予算委員会に出席しました。自民党からは石原幹事長、石破政調会長が質問に立ちました。印象に残ったのは石破さんの質問。いつも勉強させていただいていますが、本日の質問も内容のある質問だったと思います。法律や制度の基本的な論理に基づいた質問は大変重要です。時に答弁がちぐはぐ、指摘されていることが十分に理解できていない面が明らかになる場面もありました。大臣たるもの基本を押さえていなければならないのは言うまでもありません。

尖閣諸島での問題について政治的な判断をはっきりと示す手もあったのではないか。外交ですから駆け引きもありますが、日本の司法制度と政治の関係、割り分担を明確にする対処法もあったと思います。今後につなげなければなりません。