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山崎誠政策研究所通信

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  • 山崎誠政策研究所報告第15号
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2010年4 月 1日 (木)

コメント

fuji

上関原発計画地の自然を守るということは、目前にある祝島の暮らしも守ることになります。
祝島では、春にはひじき、ワカメ、夏にはウニ、あわび、さざえなどを採るなど、一年中、海の恩恵を受けています。田ノ浦を埋め立てると、潮流の関係ですぐに影響が出ます。
人口わずか500人の島ですが、交通事故や火事などで被害に会った人のことは何人かでも大きな報道をされるのに、この500人の生活をおびやかされることについては、地域の記事にしかなりません。
このあたりのことも、考えてくださると嬉しいです。

隅山聡

うれしいじゃないですか。
将来に何が大切かを見通し感じることのできる山崎さんのような人物が、歯がゆい民主党議員の中にいることが…。
ぜひともこの感覚を大事にしてがんばっていただきたいです。

岸本智恵美

山崎誠衆議院議員様

 
 先日の明治大学での瀬戸内海の生物多様性保全のための第2回三学会合同シンポジウムに駆けつけて下さり、熱く思いを語って下さったとのと、本当にうれしく心強く思っております。ありがとうございました。

 今の民主党は、私にとっては大変脅威の政党です。鳩山政権のもと、地球温暖化防止とCO2削減を、原発の開発・新増設と結びつけるというとんでもない短絡的思考に唖然としています。私は、放射能と切っても切れない原発を、これ以上地球に造ってはいけないと考えているので、民主党の方針は地球にとって大変深刻な事態を招くと危機感を感じております。

 モチロン、他の政策にも不安と不満をいっぱい感じておりますが、原発問題は生命体に影響を及ぼす根本的な問題です。単に予算の配分の問題だけにとどまらず、人間はもとより、人間を取り巻くあらゆる動植物、海や山という自然の維持・保護・保全を、もっともっと根本から考えて頂きたいと、切実に願っています。

 私は上関原発建設計画で28年間闘ってきた祝島の出身です。奈良市在住で、公立学校に勤めています。1年に数回、故郷祝島には帰省しております。本当に人も自然も豊かなのどかな島です。
 今は亡き私の両親の人生は、原発建設計画が浮上してから、闘いの生活に一変しました。「どれほどお金を積まれようとも、この自然は絶対に買うことはできない。子どもたちがいつまでも安心して帰れる故郷を守るんや」と、中心になって闘ってきました。

 高い学問を受けた人は、安全だと言って開発や経済効果を盾に建設を推進しようとする、私の両親のように地道に真面目に生きてきた人は、自然の偉大さを尊重してお金に目も向けず謙虚に生きようとする。
 どちらが正しいか、いずれ地球がその答えを出すのではないでしょうか?

 奈良では、馬淵国土交通副大臣の事務所のすぐ近くに住んでいます。副大臣には、2度ほど直接お会いして、祝島の実態を訴え、資料をお渡ししました。期待もしたのですが、彼も結局は流れに巻き込まれてしまって為す術がないのでしょう・・・

 山崎様、どうか、せめて、あの海を埋め立てる工事を一旦ストップさせるよう働きかけて頂けませんか?

 海が埋め立ててしまったら、貴重な自然の生態系が壊れてしまったらどうしようもありません。さらに原発が建設でもされたら、もう手の施しようがありません。

 どうかどうか、もっともっと勉強して若い方たちと地球の生態系を守って下さい。人間が傲って自然を破壊すれば、その仕打ちは必ず人間に返ってきます。

 よろしくお願い致します。  

 2010年 4月3日 奈良市 岸本智恵美(祝島出身)

ちほ

はじめまして。記事を読ませていただきました。
私も1児の母として、未来の子どもたちに昔ながらの瀬戸内海の景色や生き物を見せてあげられなくなることが申し訳なくて、上関原発の建設計画をどうにかできないものかと考えています。
同じ気持ちを持ってくださる国会議員の方がいらっしゃることがうれしく、コメントさせていただきました。
なかなか声を届けることができない私たちにかわって、国会で、与党内で、声を上げ続けてくださることを望みます。

藤本m

山崎誠様

国会議員の方にこんな風に思う方がおられるのは、嬉しい限りです。
上関原発については、放射能の問題(①万が一、②常時の低線量被ばく③解体後の処理など)、環境のすさまじい破壊(温排水による瀬戸内海の海水温の上昇)、それにより瀬戸内海に最後に残された上関の美しい生物の楽園を失ってしまうこと、またその対岸に住む島の人々の暮らしを危険にさらすこと等非常に大きくまた重い問題を抱えています。
もしもの事故が起きた時対岸の島民は逃げる術がありません。それって人権差別ではありませんか?
『東京原発』という映画を観ました。コメディタッチですが、その中で、その危険性について『個人が背負う命のリスクは同じ』というセリフがありました。
機会があればぜひご覧いただきたいです。
また山口県知事は公有水面の埋め立て許可を一昨年10月に、その埋め立て理由を原発立地のためと明記していたにも関わらず出しましたが、原発建設の許可も出ていないうちから、埋め立て許可が出るのはおかしいと思います。
CO2削減をというのなら、原発にかかるたくさんの費用で太陽光発電をどんどん進めればいいと思います。企業に太陽光発電を義務付ければいいのではないですか?原発をビジネスとしているという話をよく聞きますが、太陽光発電をビジネスにすればいいのに。

最も影響を受ける島民の90%が多額の補償金も受け取らず、一次産業を大切にして強行に反対し続けています。『生きる』ことを大切にしている人、生き物を守るためにどうかお力添えくださいますようお願い申し上げます。ご活躍を期待しております。
山口県 藤本

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