私の地元の緑区に鴨居原市民の森という憩いの場があります。ここはかつて荒廃した森でしたが、平成15年に鴨居自治会の方々が立ち上がり行政を巻き込んで活動を広げながら、見事に森を再生させた場所です。2年後の平成17年に横浜市の26番目の市民の森としてスタートし、今日で開園5周年を迎えました。本日はそのお祝いの式典にお招きを受けました。
今でこそ森閑とした素晴らしい森ですが、活動開始当時は森の中に古タイヤが4トントラックで5台分も不法に投棄されていたそうです。これら不当投棄された物の撤去には、自治会の方々だけではなく近隣の小中学校の先生や生徒の皆さん、さらには地元の会社の従業員さんたちも積極的に参加しました。人手では撤去や整備が難しい場所には、重機を持っている会社の方々が応援に駆け付け、お手伝いをしてくれました。
今では地元の方だけではなく電車に乗って見えられる方もいらっしゃるそうです。式典で挨拶された鴨居東中学校の前校長先生が「真夏の炎天下に生徒たちと汗を流し古タイヤを運んだことが今ではいい思い出です」と、しみじみと語られていたのが印象的でした。
今でも月に2回ボランティアの皆さんが、森の整備に汗を流しています。ほんとうにありがとうございます。
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