平成19年度決算特別委員会の審査が始まりました。会派を代表して総合審査に立ちました。総合審査では局にまたぐテーマを取り上げて市長に直接質問することができます。
財政状況が大変苦しい状況にあって、市民満足度を高める効果的、効率的な行政をどのように実現するか?区政を充実させて、市民との接点をもっともって、そこから市民ニーズを吸い上げ局の事業に繋げてゆく、局を横断して事業の最適化を図る、そんな考え方に基づいていくつか質問、提案を展開しました。
提案内容は以下のとおり、
- 区役所の勤務については、地域との人的ネットワーク形成を実現し、地域ニーズを的確に把握、課題解決に具体的に取り組めるよう、在職期間を5年程度と長めに設定する。
- 区長については、地域のマネジメントのリーダーとして積極的に現場に出てもらうために、若返りを図り40歳後半から50歳前半に区長職につけるようにする。任期も市長に合わせて最低4年、再任も認めるものとする。
- 区長の選考に当たっては、区政に対する提案(マニフェスト)をベースにした公募を原則とする。
- 区民との協働を推進するために、地域の窓口となる職員を配置する。身近な地域・元気づくりモデル事業の再任用職員による地域元気推進員の制度を充実させる。
- 的確に把握された区民のニーズが予算編成、事業の優先順位づけに反映できるように区要望のプロセスを強化する。また、自主企画事業費も増額し、局予算に合わせて、区の特徴、独自性をベースにした予算編成を実現する。
- マトリックス型の予算編成を提案します。(写真参照)局が提示する事業メニューを区が選択して区にとって必要な事業を組み立てる。局は区に採用される魅力的な事業を提示することを目標とし、区は局の事業を横断的に評価して区の責任で事業を選択、遂行することとなる。
- 区の中期計画も策定すること。
市長からも面白い提案、参考にしたいとの所感をいただきました。今後議論を続けてゆきます。
危機管理についても触れましたが、時間切れ。残念でしたが、次のチャンスに質問を続けてゆきます。
当日の質問内容、使用したチャートは以下のとおりです。インターネットの中継録画でも質問の様子をごらんいただけます。リンクをクリックしてください。
質問項目 Committee_for_Settlement_of_Accounts_H19_20080926.pdfをダウンロード
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